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「ピラティスに興味はあるけれど、自分に向いているか不安で踏み出せずにいませんか?」
じつは、ピラティスは運動が苦手な人や体が硬い人にこそ推奨されるエクササイズです。なぜなら、元々リハビリから生まれた運動であり、体に負担をかけずに深層筋肉を鍛えられるからです。
この記事では、ピラティスが向いている人の具体的な特徴や、ヨガとの違いをわかりやすく解説します。
読み終えるころには、自信を持ってピラティスを始められるようになります。理想の体作りへの第一歩を踏み出しましょう。
もくじ

ピラティスは単なる筋力トレーニングとは異なり、独特の呼吸法と動きを組み合わせたメソッドです。そのため、向いている人には明確な特徴があります。
具体的には、以下の5つの特徴に当てはまる人にとって、ピラティスは最適な選択となるでしょう。
それぞれの特徴について、くわしく解説していきます。
慢性的な猫背や反り腰に悩んでおり、根本から姿勢を改善したい人にはピラティスがもっとも適しています 。
ピラティスは、体の深層部にある「インナーマッスル」を重点的に鍛えるエクササイズだからです。
一般的な筋トレは、体の表面にある大きな筋肉(アウターマッスル)を肥大させることが主な目的となることが多いです。しかし、美しい姿勢を維持するために必要なのは、骨格を正しい位置で支えるインナーマッスルです。
ピラティスのエクササイズは、背骨や骨盤の動きにフォーカスし、体の軸を整えるように設計されています。
そのため、「デスクワークで姿勢が悪くなった」「立ち姿をきれいに見せたい」という悩みを持つ人にとって、非常に効果的な解決策となります。
息が上がるような激しい運動が苦手な人や、一つひとつの動作を丁寧にコントロールしたい人は、ピラティスに向いています。
ピラティスの動きは、回数をこなすことよりも「質」や「正確性」が重視されるからです。
たとえば、単に腹筋運動をするのではなく、「どの骨をどのように動かし、どこの筋肉を意識するか」という細かい身体感覚が求められます。
このようなタイプの人にとって、ピラティスの緻密なメソッドは知的な面白さを感じられるはずです。
自分自身の体の状態を把握し、コントロール能力を高めたいと考える人にもおすすめです 。
ピラティスを行っている最中は、常に自分の体と対話することになります。「今日は右の股関節が硬いな」「左右でバランスが違うな」といった微細な変化に気づくことができるようになるからです 。
日常の忙しさを忘れて自分の体だけに集中する時間は、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。自分の体をコントロールできているという感覚は、自信にもつながるでしょう。
腰痛や肩こりなどの慢性的な不調を抱えている人や、怪我のあとのリハビリとして運動を取り入れたい人にとって、ピラティスは理想的です。
もともとピラティスは、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリテーションとして開発されたという歴史があります。
そのため、関節や筋肉に過度な負担をかけずに運動機能を回復させるメソッドが確立されています。
こうした不安がある場合でも、ピラティスなら無理なく始めることができます 。
専門のインストラクターがいれば、個々の体の状態に合わせて動きを調整してくれるため、安全に取り組むことができるでしょう。
即効性よりも、時間をかけて確実に体を変えていきたいと考えている人は、ピラティスで成功しやすいといえます。
ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスは、次のような言葉を残しています。
「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回でまったく新しい体を手に入れる」
この言葉のとおり、ピラティスの効果は継続することであらわれます。一朝一夕で魔法のように変わるわけではありませんが、地道に続けることですべてのバランスが整った「新しい体」へと変化していくのです 。
コツコツと積み上げることが好きな性格の人には、特におすすめです 。

一方で、目的や性格によってはピラティスが最適ではない場合もあります。ミスマッチを防ぐために、向いていない人の特徴と、その場合の対策についても知っておきましょう。
「来週までに3キロ痩せたい」といった短期的なダイエットを目的としている場合、ピラティスは不向きかもしれません。
ピラティスは消費カロリーがそれほど高くなく、直接的な脂肪燃焼効果はランニングや水泳などの有酸素運動に劣るからです。
もし短期間で痩せる必要があるなら、食事制限や強度の高い有酸素運動をメインに行い、ピラティスは「ボディラインを整えるための補助」として組み合わせるとよいでしょう 。
体重は変わらなくても、ピラティスでウエストが引き締まり、見た目がスリムになる効果は期待できます。
「ピラティスで痩せるのか?」については、ピラティスで痩せるのは本当?ダイエット効果を最大化する3つの秘訣で詳しく解説していますので、参考にしてください。
運動後の爽快感や、滝のように汗をかくことを重視する人には、ピラティスは物足りなく感じる可能性があります。
ピラティスは静かな動きが多く、心拍数を急激に上げることは少ないからです。
「動いた!」という実感が欲しい場合は、より動きの多い「フローピラティス」を選んだり、ボクササイズやランニングと併用したりすることをおすすめします 。
自由に体を動かしたい人にとって、ピラティスの厳密なルールはストレスになることがあります。
インストラクターから「骨盤の位置を数ミリ修正される」「呼吸のタイミングを指定される」といった細かい指導が入るためです。
最初は窮屈に感じるかもしれませんが、「型」を覚えることで逆に体が自由に動くようになる感覚がつかめます。
まずは3回だけでも受けてみて、その感覚が合うかどうかを試してみるのがよいでしょう 。

「ヨガとピラティス、どちらにするか迷っている」という人は非常に多いです。両者は似ているようでいて、目的とアプローチが大きく異なります。
以下の基準で選ぶと、失敗が少なくなります。
ヨガは「心と体の調和」を重視します。呼吸とポーズ(アーサナ)を通して、副交感神経を優位にし、リラックス状態を作り出すことに長けています。
このようなニーズがある場合は、ヨガのほうが満足度が高いでしょう 。
ピラティスは「身体機能の向上」を重視します。解剖学に基づいた動きで、骨格を整え、筋肉を正しく使うことを目的としています。
このように、フィジカル面での具体的な効果を求めるなら、ピラティスのほうが向いています 。

ここまでの内容で「自分にはピラティスが合っていそうだ」と感じた方へ、始める前に知っておくと役立つポイントを紹介します。
「体が硬いからピラティスは無理」と思い込んでいる人がいますが、それは大きな誤解です。
むしろ、体が硬い人こそピラティスをやるべきです 。
ピラティスには、体の柔軟性を補助する専用のマシンやプロップス(道具)が充実しています。これらを使うことで、柔軟性がなくても無理なく正しいポーズをとることができます。
続けていくうちに筋肉の緊張が解け、自然と柔軟性が高まっていきます 。体が硬いことは、始めるのをあきらめる理由にはなりません。
ピラティスには大きく分けて「マシン」と「マット」の2種類があります。初心者には断然「マシンピラティス」がおすすめです 。
マシンピラティスの特徴: 「リフォーマー」などの専用マシンを使用します。バネの力が負荷にも補助にもなるため、筋力がない人でも正しいフォームを維持しやすいのがメリットです。
マットピラティスの特徴: マットの上で自重を使って行います。手軽にできますが、正しい姿勢を保つためにある程度の筋力と身体コントロール能力が必要になります。実は上級者向けといわれることもあります。
初心者が効率よく効果を感じたいのであれば、まずはマシンピラティスのあるスタジオを選びましょう。
本記事では、ピラティスが向いている人の特徴について解説してきました。
要点を整理します。
ピラティスは、年齢や運動神経に関係なく、誰でも一生続けられるメンテナンス法です。
「自分に向いているかもしれない」と少しでも感じたなら、それは始める絶好のタイミングといえます。
まずは、近くのスタジオで体験レッスンを受けてみてください。実際のレッスンでマシンに触れ、自分の体が伸びる感覚を味わえば、その効果を確信できるはずです。
今日から行動をはじめて、理想の体を手に入れましょう。